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精霊の守人 第4話 (レビュー/感想)

Category: 精霊の守人(第22話以降なし)  01/01 /2011 (Sat)

第4話 『トロガイの文』

※下記の内容には、アニメ本編に対するネタバレの要素が多々記述されています。少しでも気になさる方は御覧にならない様に注意をして下さい。

:第1話の記事がありませんが、その分のバッグアップが何故か消滅(ぉ また当記事にキャプ画は御座いません。長ったらしい文章があるだけです(苦笑 この記事は、FC2ブログ移転前のブログサービス『はてなダイアリー』時代に書いていたものとなっておりマス。文章が所々はてなダイアリー仕様となっている箇所があるかもしれませんが、華麗にスルーしてやって下さい(笑

今週のお話は、第4話 『トロガイの文』

 帝の命により、第二皇子・チャグムの奪還を狙う狩人達、四人との死闘で瀕死の重傷を負ってしまったバルサ。チャグムは、そんなバルサの指示通りに行動を起こてタンザという男を無事に探し出し((というか、偶然だが。…ま、偶然も運命…いや、必然か。))、バルサの命が危ないと知らせた事により、バルサは余談を許さない状態だが、一命を取り止めるのだった。

 何処かの緑深い森の中、一人の呪術師の老婆・トロガイが、小さな湖(水溜)の一歩手前で立っていた。目を閉じ、右手に杖を持ち、左手で湖に掌を翳すと、スッと静かに集中をし始める。すると、トロガイの足元付近から、小さな波紋が湖の中心に掛けて一定の間隔で広がり続けると、なんと周りには波立たせる物が一切無い水面から、トロガイの足元に向けて一つの波紋をが返って来る。その波紋がトロガイの足元に返って来た瞬間、トロガイは目を見開き、その場に蹲り、また被っていた帽子と杖を傍らに置き、お辞儀をするかのように湖の水に顔を入れてしまう。水中でスッと目を見開いたトロガイは、キョロキョロと辺りを見回し、何かを探している仕草を見せ、丁度、湖の中心の底辺りに淡く光る物を見つける。そこから、トロガイへ向い、泳いで来る“何か”――その容姿は、魚の顔や鰓らしき物が付いているものの、体は人間に近いという、まるで“半漁人”((その後のトロガイの話からすると、『水の民』という事が発覚。…というか、それしか考えられなかった(爆 ))と形容するのがピッタリの生き物が、トロガイの眼前まで近づき、恐らく“自身の世界の言葉”と思しき謎の単語で語りかけてくるのだった。((そりゃ。そうだ(笑 ))トロガイは、一切、自分からは語らず、その生き物からの言葉に耳を傾けていたが、すぐに生き物はトロガイからスッと離れていった為、「待て!もう少し…」と水中で語り掛けようとする。しかし、それも虚しく、生き物は湖の底の光の中に戻っていき、トロガイも急に喋ってしまった為か、または“あちらの世界”との交信のタイムリミットが来てしまった為なのか、水中に埋めていた顔をバッと引き上げ、そのまま息を荒くしながらも、仰向けに大の字になって呼吸を整えながら、「くそぉー、遠すぎた。こっちゃ、1ヶ月近く待ったんだから、『水の民』も、もうちょいと我慢してくれりゃ、いいものを」と渋り、「やっぱり、“結び目”じゃないと、マトモに会話は出来んか…」と真っ青な天を仰ぎ、「どうやら、第二皇子はあの火事で死んじゃいないようだが…。しかし、あれはどういう意味なんだろうねぇ...ん?“卵”!?“ナユグ((どうやら、『精霊』という意味らしい。ってことは、『水の民』も精霊の一種という事か。))の者”が、こっちの世界に卵を産んだってか?」と、バッと上半身を起こし、「こいつは、早々に“結び目”に行って、『水の民』に話を聞かないといけないねぇ...。しかし、こんな事が、生きている内に訪れるとは、是非ともその“卵”をこの目で拝んでみたいもんだね」と、脱いだ帽子と置いた杖を手に取る。が、自身の背後にジロリと眼を配りながら、「その前に、鬱陶しいイヌッコロを始末しておくか」と、杖で足元の地面をコンッと叩き、その場に腰を下ろし、「だが、そうもいかんか」と溜息混じりに呟くと、足元の土を両手で一山程度、掻き集め始める。トロガイは、舌打ちをし、「あの聖導師の糞餓鬼((ト、トロガイのお婆ちゃん…アンタ、何歳ですか(ガクブル ))に一言、言ってやらんと気がすまんしなぁ...」と、自身の着物の右側の袖下を弄り、何かの入った小袋を取り出す。そして、森に潜む何者かに向け、「おい!降りてきな」と怒声を響かせると、トロガイの後ろの岩場に音も無く、バルサを襲った帝の狩人達の内、二人(以下、ライヒョク)が姿を現したのだった。

 「陰気臭い、イヌッコロだねぇ...」と背後をチラリと見ながら、背後に現れた二人の狩人、鎖鎌使い・ライと曲刀使い・ヒョクに対し言うと、すぐさまヒョクは腰元の二振りの曲刀を握り締めつつ、左側に素早く動き、その隙にライが鎖鎌の分銅の部分をトロガイに向けて放つ。トロガイは、飛んできた分銅を右にかわすも、それを見たライは鎖を持つ右手の手首をクイッと曲げ、放った分銅をそのまま器用に避けたトロガイに向けて軌道を変化させ、鎖と分銅部分を叩き付けてくるが、これを手持ちの杖でいなすトロガイ。そこにすぐにヒョクの投げ付けた二本のクナイが飛んでくるが、これにも素早く反応をし、しゃがみ込みながらかわすのだが、ライも続け様に分銅を投げ付け、これも難なく左にかわし、その先にあった岩場の岩の壁を蹴り、三角飛びで別の場所へ移動を試みるトロガイ。しかし、身動きの取れない滞空時を狙い、すぐに放った分銅の軌道を変えるライの鎖に足を絡め取られ、そのまま岩場に叩きつけられてしまう。ライは、叩き付けられたトロガイへ向け、そのまま鎖鎌の鎌の部分で頭部を狙うも、何とか右に避けた為、鎌はそのまま岩場に刺さってしまう。間一髪で避けたトロガイだったが、背後から音も無く飛び出し、手持ちの右側の曲刀を抜くヒョクに、反応が少し遅れて気付いた瞬間――カシュッ!!…「ぎゃぁぁぁぁ....」と言う断末魔後、ズルリと首が落ちてしまうトロガイ。ヒョクは、自身の斬り捨てたトロガイの首と体の方を見やると、なんとその首と体がドロッと土塊に変化をしていくのを見て驚愕をする。その様子を見ていたヒョクの隣に居たライにも、また変化とは違う、異変が起きてしまう。ライは、急に顔から大量の汗を噴出しながら、首元を押さえ苦しみ出し、その場に倒れて卒倒をしてしまう。異変に気付いたヒョクは、その場から少しばかり離れた岩場に距離を取り、曲刀に手を据えながらも辺りを警戒する。すると、今度はヒョクの顔からも大量の汗が噴出し、眼前が歪み出すのを感じ、ライと同じく首元を押さえようとするが、意識の混濁によって体の力が抜け、岩場の下に崩れ落ちてしまう。そんなヒョクの様子を見下ろすかの様に、本物のトロガイが現れ、薄れいく意識の中、「よぉーく、覚えときな。“綺麗な華には毒華がある”って事をね。良い夢ばかりは見せちゃくれないよ?」というトロガイの言葉を最後に気絶をしてしまうのだった。そこで、トロガイは懐から小さな巻物と筆を取りだし、「しっかり、便りを届けんだよ」と、気絶をしているヒョクの手に聖導師宛の手紙を持たせるのだった。

 一方、新ヨゴ皇国の帝の邸宅では、聖導師・ヒビトナンが星読博士・シュガを新たに帝の“影”として、任にあたらせるという旨を報告していた。帝は、かなり年齢の若いシュガに疑問を抱くが、ヒビトナンが歴代最年少の星読博士であると共に、第二皇子のカシヅキでもあったと説明をすると、その才に理解を示した帝はシュガを自身の“影”としての任に就く事を認めるのだった。次に帝は、ヒビトナンにチャグムの奪還を命じた狩人達の首尾の報告を求めたのだったが、奪還に失敗をした事を聞くと、自身の命が遂げられなかった事は初めてだな、と意外性を口にし、チャグムを守るバルサの腕を評価したものの、その敗因はチャグムに取り憑いた“水妖”の加護だろうと自答をし、これにヒビトナンも賛同をする。ヒビトナンは、「狩人を退けたとはいえ、相当の深手を負ったとの事。となれば、そう遠くへは行けますまい。早々に残りの狩人を放ち、必ずや…」と進言をし、これに帝は「動ける狩人は何人居るか」と、その場に居合わせた狩人達の頭であるモンに問うと、「私を含め、五名」と答え、それに帝は長く蓄えた顎鬚を摩りながら、「では、別の方法で行こう。チャグムの“廃血の儀”が終わり次第、弔いの山狩りを催せ。事情を知らせぬ兵を、放火の下手人の捜索と称して放つのだ。その折、モンよ。お前達は、上に行け」と厳命をし、これにヒビトナン・モンは承認をするが、シュガは余り納得できないといった表情を浮かべていた。
 同じく皇居の敷地内に建てられた、第一皇子・サグムの住む塔の一つの居室――そこにサグムとそのカシヅキである星読博士・ガカイが居た。サグムは、何かしらの文書を認め、ガカイは塔から下に見える建物から、出入りを繰り返す人間らを見ながら、「“お船入り”((「尊い人」…皇族の人間の遺体を棺に納める儀式を言う。))の準備が進んでいる様ですな」とサグムに言うと、筆を置き「チャグムの遺体は見付からなかったと聞く。…なのに“お船入り”とはな」と納得が行かないという感じのサグム。そして、ガカイは帝になられる身の方が、些事に囚われていてはいけないと説くが、サグムは、帝になる為にはこの事柄も些事と捉えないといけないのかと、理解に苦しむといった表情を浮かべ、だからこそチャグムには、無縁の世界に生きていて欲しかったと、サグムのチャグムに対する兄弟の情愛がいかに深いものかを思わせる言葉を吐露し、これにはガカイも無言で塔から見える風景を見やる。と、その目の先には、帝の邸宅からの帰りと思しき、ヒビトナンとシュガの姿を目にし、何やら考えを巡らすガカイであった。

 自身の邸宅に戻ったヒビトナン、また共にしていたシュガ。居室内の傍らには、狩人頭のモンを始めとした、先のトロガイの抹殺を命じたライとヒョクの三人が跪く姿があった。すぐにヒビトナンは、「無人の邸にて」と指示をすると、一斉に居室内の四隅に待機している世話人の男達が、帽子の前掛けを顔の前に垂れ下げ、それが完了したと同時にヒビトナンはモンに対し、「今度はなんだ」と聞き、「かの呪術師めから、怪しげな文が届きました」と答えると、「ん?よもや呪術師を追った者までもしくじったか!」と、申し訳そうなライとヒョクを見て怒りを表すヒビトナン。「して、その文とは?」と、ヒョクからモンに、モンからヒビトナンに手渡し、それを見たヒビトナンは、狩人達に労いの言葉を掛け、今は傷を癒す事に専念する様に指示し、その場を後にさせ、トロガイの書いた文を今度はシュガに手渡し、読ませ、これをどう読み解いたかと聞く。
 その文には、「星を観ず、足元に現を抜かす聖導師よ。二ノ宮の身内に宿りし物、しかと見極めねば、恐ろしい乾きがこの地を襲うであろう。汝らの祖は、我らと袂を連ねるだけの度量あり。だが、口惜しきか、我らヤクーも、時の彼方に大慈を置き忘れり。これより、我、真実を知る者を訪ねん。我、戻るまで、汝ら、浅慮な行いは慎むべし」と書かれており、シュガはこの文を「トロガイ師は、“乾きの相”を既に承知しており、しかも、その原因について、さらなる調べを行う手立てを持っている…ということのようで」と読み解き、ここはヤクーの呪術師と手を組んで、お互いの知識を共有すべきだとヒビトナンに進言をするのだったが、ヒビトナンは、我らの知識を呪術師に漏らす事は言語道断、そして、星読が呪術師に教えを請うというプライドの問題も語り、この進言を一方的に却下するのだった
 ヒビトナン自身は、闇雲に“水妖”の憑いた皇子を成敗する意思は無いと語り、聖導師の職に就いた者のみが知る、『秘密の蔵』が存在し、そこには建国に携わった大聖導師・ナナイの記した秘文(碑文)が眠っているとシュガに話し、またその秘文の文字は、古代ヨゴ文字で書かれている為、解読にはかなりの手間と時間が掛かる事を踏まえさせた上で、シュガの星読の任を解き、秘文解読の任に就かせ、トロガイよりも先に“水妖”を屠る術を調べさせるのだった。

 重症のバルサを自分の住む小屋に連れ帰ったタンダは、バルサの負った傷口を縫う等の処置を施し、また寝かせ付けていた。治療に使用して不要になった水を、小屋の外にある池に撒くタンダは、「一体…何があったんだ....バルサ」と疑問に思い、呟いたその時、遠くから「ダンナー!」と声を掛けてくる、「頼まれ屋」のトーヤとサヤの二人が息を切らせながら走って来るのを見たタンダは、今度は何事か…と顔付きが神妙な面持ちとなるのだった。
 日の暮れ掛けたタンダの小屋で、事の経緯を話すトーヤはタンダに「すまねぇ。俺が下手打ったばっかりに」と謝罪の弁を述べるのだったが、「気にするな。こいつが無茶しすぎるからいけないのさ」と、汗を流し名がら苦しむ様に眠るバルサを見て言う。「にしても、お前の話から察するに、この子は、二ノ宮の皇子様って事になりそうだな」――と、バルサの傍らで眠るチャグムを見やる三人。そこで急に「ジグロ!!?」と何かの夢を見たかの様に叫びながら身を起こすバルサ。が、すぐに重傷を負っている身体が悲鳴を挙げ、苦痛に顔を歪めるバルサを、タンダは再び布団の中に寝かし付ける。また、バルサの傍らで眠っていたチャグムは、この叫びで目を覚まし、またそんなチャグムを憔悴しきった目で捉え、次にタンダを見ると、「あんた…なんで此処に居るんだい」と聞くバルサ。そこで、漸く、意識がハッキリしてきたのか、ハッとしながら「どの位、寝てた?」と、再び、上半身を起こそうとするも、タンダに「まだ、1日も経ってねぇよ」と答えられ、「1日…。タンダ、私が倒れていた場所で人の気配は無かったかい?」と、自分が倒れていた場所で、ジグロと見知らぬ男性が短槍同士で戦っていた事を思い出して問うのだったが、「お前の足跡と血の跡しかなかったよ」と聞くと、納得したのかソッと目を瞑るのだった。
 タンダはトーヤからある程度の事情を聞いたと、バルサに言う。バルサは、タンダを巻き込む事はしたくなかったと言い、チャグムは憑き物のがその身に憑いてしまった為に、父親である帝に命を狙われていると話し、呪術の心得のあるタンダにその憑き物が何なのか、また憑き物を落として欲しいと頼むのだった。

 早速、バルサの願い通り、チャグムに近づき、丁度、心臓の部分に手を当てスッと目を閉じ、集中し始め、チャグムの中に居る憑き物を探る(視る)タンダ。横になりながらその様子を見守るバルサ、トーヤとサヤだったが、タンダの置いた手が、チャグムの胸から徐々に腹部に移動した時、タンダの顔から一気に大量の汗が噴出し、チャグムの腹部――タンダの手を置いた場所が青白く光り始める。しかし、すぐにタンダは、何かが視えたンのか、また異変を感じとってか「うわっ」と、腹部から手を退け、後方へ尻餅をついてしまう。「な、なんだい?」と、聞くバルサ。タンダは、息を荒くしながら顔の汗を拭い、心配そうなチャグムを横目に「俺には、ちょっと…手に負えない感じだな。だけど、こいつは“ナユグの者”の様だ」と答えると、「と、なると、やっぱりトロガイ師に見せたい所だね」とタンダの師でもあるトロガイの行方が気になるバルサだったが、「だが、相変わらず風の吹くままだからなぁ...」とタンダは答える。
 「タンダ、何か精の付く食い物は無いか?余り猶予も無いんだ。この傷、どの位で治ると思う?」とバルサはタンダに聞くが、「ふざけるなよ。幾らお前でも、10日…ひいき目に見ても7日は掛かる」と答えるものの、「そんなに待てないんだよ。何時追っ手が来るか分からないんだ。何とかしておくれ、あんた達にもこれ以上迷惑は掛けられない」と言うバルサ。しかし、タンダは「何時、俺達が迷惑してるって言った。ちゃんとした飯も作ってやる、追っ手からだって守ってやる。だから、心配せずに身体を治せ」と強く説き伏せ、これにバルサも遂には折れ、「すまない」とだけ呟き眠りに就くのだった。タンダは、チャグムの傍により、「心配しなくて良いんだ。君も眠りなさい」と肩に毛布を掛けてあげるのだった。
 夜も深け切った小屋で、タンダがサヤを助手にしつつ、様々な薬草や木の実をすり鉢で擦り、粉末状の薬を調合しながら、後ろで寝息を立てるバルサを“オバサン”と呼称し、チャグムやトーヤ・サヤに対して、バルサとは20年来の古い馴染み(幼馴染)で、昔から勝気な性格のバルサが付けてくる傷を縫っていたりしていた事で、その内、薬草にも詳しくなったと自身も懐かしむ様に話して聞かせる。チャグムは、「バルサは、子供の頃から用心棒をしておったのか?」と聞くと、「あ、あぁ、いや、子供の内は修行に明け暮れていてね。用心棒家業を始めたのは、6年位前かな」と答える。それを聞いていたトーヤは、「もう、そんなになるかな。実は、俺とサヤもバルサ姉さんに命を助けて貰ったんだ。俺達は、身寄りも無いから、守ってくれる大人なんて居ない。俺は、サヤを妹の様に育ててきたのに…。人買い共はサヤを取り上げ様としたのさ…。その時さ、バルサ姉さんが助けてくれたのは。短槍の鞘すら抜かずに、あっという間に六人を伸しちまった」と、当時の思い出話をするのだった。
 「全く、このオバサンは、本っ当に強くてね。そうやって、今まで何人もの命を救ってやった」と、そこで何時の間にか目を覚ましていたバルサは、「そのせいで、沢山の命も奪ってきたけどね」と呟く。チャグムは、「バルサ、大丈夫か?」と心配をするが、「駄目だね。痛い所だらけさ。でも、すぐ良くなるよ」と、そこでタンザがすかさずバルサの後頭部を優しく手を差し入れ、軽く頭を起こしながら、大量の発汗によって身体から失われた水分を補給させる為、水を入れた急須の注ぎ口をバルサの口に宛がい飲むように促し、「丁度、薬草を取り替える頃合だ」と言い、バルサの身体を背中から押す形で上半身を起こすと、バルサの着ていた着物をサヤが脱がせ、タンザはバルサの身体中に巻かれ、古くなった薬草付きの包帯を解き始める。その一部始終を真面目にジッと見ていたチャグムだったが、そこにトーヤがチャグムの座っていた茵(しとね)((座布団の様な物。材質は畳素材で、それを円形や正方形に型を抜いて縫った、人が座る為の敷物。座布団の原型…かね?(笑 ))を、着物や包帯を脱いだ上半身裸体同然のバルサから目を背けさせる為に囲炉裏の方に向けさせ、それを悟ったチャグムは気恥ずかしそうに俯くのだった。

 包帯の替えを行うタンダは、腕の傷に当てた布を剥がし、その痕を見るや否や、「お前、中年((この世界観では、三十路手前(29歳)で“中年”の扱い。という事は、お武家様の時代(戦国時代)と相変わらん年齢の捉え方なのだろうか(汗 単にタンザのからかい文句なのか…ふむ。))とは思えん、傷の治りだな」と感嘆をする。それを聞いたバルサは、「意外と早く動けそうかい?」と聞くが「そいつは無理だ。傷は塞がった所で、切れた肉や筋は、すぐには元に戻らないからな」とタンザは答える。そして、続けて包帯を巻きに掛かるタンザは、そこで左手の腕を手に取り、「お。この傷は見覚えがあるぞ。これは、俺が最初に縫ってやった傷だ。あの時、お前、ボロボロ泣いたっけなぁ」と昔を懐かしみ、「バカッ、やめな。くすぐったい」と昔の古傷を触る(?)タンザにバルサは言う。
 チャグムは、そんなバルサとタンザのやり取りを横目にした時、自身の両手を腹部に当て、その様子を見たトーヤが「どうした?」と聞くと、「何か…お腹がオカシイのじゃ」と答える。そう聞いたバルサは、「何だって!?」と聞き返すと、次の間にはチャグムの腹部からグゥ~と“空腹を訴える音”が聞える。腹の虫の立てた音を聞いた、バルサを始めとする四人は互いを見やり、サヤにあってはクスクスと小さく笑い、バルサは「とんだ皇子様だねぇ。お腹が空いたのも判らなかったのかい」と言うと、「これが、“お腹が空く”という事か?」と空腹をまるで知らなかったかの様に自身の腹部を見やりながら答えるチャグム。その答えに釣られるかのように、トーヤ(?)が作ったと思しき、『山菜汁の鍋』『麦飯』((詳細は、公式HPのコンテンツ 『今週ノ飯』を参照して下さい(笑 ))を食する一同。チャグムは、「不思議じゃ。宮で食べていた物より、ずっと美味しい」と称賛し、山菜汁の入った器を啜り、「そんなもんかね」とトーヤは答える。そんなチャグムを微笑ましく見詰めるバルサとタンダ。
 その時、キィ...と小屋の扉を開けて入ってくる人影があり、バルサは「誰だっ!」と警戒し、言い放つが、そこに現れたのは、なんとトロガイであった。これに「トロガイ師!?」と驚くバルサだったが、当のトロガイ師は黙々と…いや、何やらブツブツと呟きながら、山菜汁の入った鍋の前まで来て座り、空の器に山菜汁を移し、それを飲み下しながら食し出す。ブツブツと呟く言葉は、「んふ~(鼻息荒く)、“卵”...”卵”....“卵”....」と延々と“卵”と呟くものだった。この時、食べ始める前の箸先に持っていたものが、ゆで卵であったことから、一箸も動かせないと、そのトロガイの様子を見るトーヤだったが、トロガイは食事を摂りながら、殆ど隣に座っていたチャグムを細目で見やるも、次の瞬間、目をカッと見開き―――。



たまごぉぉぉぉ!!!
この面白さは視聴をされていない方には伝わらない(笑 この台詞を若本さんが言ったら…『たぁーまぁーごぁーと゛ぅる゛ぁぁぁぁぁ!!!』


 ―――というお話でした。



 「卵..卵...」とトロガイの延々呟いた単語に爆笑をしたのはわたしだけは無い筈(笑 にしても、トロガイ婆さん…この人も強過ぎる。狩人が雑魚のようだ(某大佐風 狩人が卒倒した理由、何でだろう?やっぱり、“呪詛返し”ならぬ、“斬撃返し”?(笑 あのトロガイの首がボトリと落ちた後に首元を押さえて卒倒をしてましたからねぇ...。はたまた、身代わりの土塊に、何かの致死には至らない劇薬を混入していて、偽トロガイ(土塊)の首を刎ねた衝撃で、細かい粉末(土塊)が、その場の大気中にに散布され、これを知らずに狩人達は呼吸と共に吸い込み…って、これは想像を膨らませすぎかな?(汗笑
 今回も、普通に背景が美しかったですね。そして、ご飯が美味しそうな事、この上無い(爆 この点では、DTBと同等かも?(他のアニメを持ってくるだけ野暮かもしれませんが)
 バルサ姉さんとタンダの夫婦の様な双方の接し方が、板に付き過ぎてて好印象。何で今まで、正式に夫婦としてやってこなかったのか不思議なくらいに自然体。ま、恐らくはバルサの修行や家業のせいもあって、そう言ったやり取りも今ではしなくても…という感じになってしまう位、身近な存在となってしまったのでしょうね。
 また、チャグムが皇族で皇子という事を知った、タンダやトーヤとサヤ、“皇族の目を見たら瞑れる”等の通説(?)を物ともしないで普通に目を見て、接していたので、やっぱりそういう風に考えていない人も居るという事だよね。皇族に対する敬う気持ちとは以前の話で。
 意外だったのが、第一皇子がチャグムに対する愛情が深かったという事。大概は、帝になる為の帝王学的な物を学ぶ課程で、その無情とも言える立場を理解していくものだけれど、それが未だに無い。でも、痩せこけて見えたのは、そういった心労から…来てないか(笑 やっぱり、そういう面立ちだよね。うん。

 次回は、第5話 『秘策、青い手』です。内容は、チャグムに宿っていたのは、やはり“ナユグの者”が植え付けた“卵”であった。また、新ヨゴ皇国では、チャグムの“廃血の儀”が執り行われる。また、“ナユグ”に関する秘文がトロガイorシュガの手によって読み解かれ始める――といった感じでしょうか(汗笑

アニメ 『精霊の守人』 公式HPは下記リンクからどうぞ。
NHKアニメワールド:精霊の守り人


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