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精霊の守人 第5話 (レビュー/感想)

Category: 精霊の守人(第22話以降なし)  01/02 /2011 (Sun)

第5話 『秘策、青い手』

※下記の内容には、アニメ本編に対するネタバレの要素が多々記述されています。少しでも気になさる方は御覧にならない様に注意をして下さい。

:第1話の記事がありませんが、その分のバッグアップが何故か消滅(ぉ また当記事にキャプ画は御座いません。長ったらしい文章があるだけです(苦笑 この記事は、FC2ブログ移転前のブログサービス『はてなダイアリー』時代に書いていたものとなっておりマス。文章が所々はてなダイアリー仕様となっている箇所があるかもしれませんが、華麗にスルーしてやって下さい(笑

今週のお話は、第5話 『秘策、青い手』

 タンダの小屋に身を寄せる重傷を負ったバルサ、そして、“水妖”が憑いた為に、実の父親である帝に命を狙われている新ヨゴ皇国の第二皇子・チャグムタンダの調合した薬のお陰もあり、何とか喋れる程度までは回復したバルサは、呪術の心得のあるタンダにチャグムに憑いた“水妖”を見て、出来れば祓って欲しいと頼む。チャグムの腹の中を見たタンダは、これは手に負えないと、バルサに告げると、バルサは師であるトロガイに頼むほかは無いと考えるが、相変わらず、何処にいるか分からない。そんな時、小屋の入り口が開き、バルサ一同が警戒をする中、そこに現れたのは、なんとトロガイであった――。

 『たまぁごぉぉぉぉ!!!』と、トロガイは箸を隣で同じく山菜汁を食していたチャグムに向けて指し、「何故(なにゆえ)、これが此処に…」とチャグムの顔を間近にまじまじと見やり、「あんた。第二皇子だね」と、さらに目を剥き出しにして体の隅々まで嘗め回す(笑)かの様に見るトロガイに対し、チャグムはバルサに「バルサァ…」と困惑した声で助けを求める。チャグムの声に、「バルサァ!?」とチャグムの背後に引かれた布団から、上半身を起こした形でトロガイを見て居たバルサに気付き、「ははぁ~、そういう事か。ニノ妃も中々頭を使ったね。お前、こいつの用心棒を頼まれたか」と問うと、「トロガイ師。その子は――」とバルサは言うも、その言葉を遮る形でトロガイはチャグムを横目に見やりながら、「ワシも運が良いわ。百年に一度あるか無いかの代物が、まさか向こうから遣って来るとはねぇ~」と、頭に被った帽子を脇に捨て置き、チャグムの目をジッと見詰め、これにチャグムが「うぅ...」と後退りの抵抗を見せるが、「ちょっと、診(み)せて貰うよ」と、チャグムの両腰に手を当て、グッと腹部に顔を埋めていくトロガイ。するとチャグムの腹部が青い光を放ち、それに向け、どんどん顔を埋めていくトロガイは、ズズズズ...とチャグムの身体の中であって、身体の中では無いと思しき、透明度の高い緑色の水に行き着く。その中心で輝く球状の物体…“ナユグの卵”がそこにはあった。その神々しい光を放つ物体を見たトロガイは、「おぉ....。こりゃぁ、確かに“卵”じゃわい。これまで伝え聞く他は無かったが、この目で拝める日が来るとはねぇ...」と感嘆の言葉を口にし、両手を“卵”へ向けてゆっくりと包み込む様に伸ばすのだったが――「うっ…くっ…待て…」と苦悶の声を出し、ッパァ!!とチャグムの腹部から顔を挙げ、今まで本当に水中に潜っていたかの様に、その場で咳き込むトロガイ。「やぱり、“ナユグ”となりゃ((正確な台詞ではありません。『ナユグ通り穴は…』かもしれません…ちょっと聞え辛かった(汗 ))、簡単じゃないね」と言うトロガイに、タンダは「師匠。あれは一体」と尋ねると、「ありゃ。“ニュンガロイムの卵”だよ」とゴソゴソと近くの棚を弄り、そこから酒瓶(中身は水?)を取り出し、囲炉裏の前に胡坐を掻くトロガイに、バルサは「何ですか?その…」と問う前に、「“ニュンガロイム”とは、サグの水を飲み干すとも言われる生き物。ヨゴの連中が言うところの“水妖”て奴じゃな。もっとも、ヤクー人は、“水の精霊”と呼んでいるがな」と疑問に答える。バルサは、「ここに来たのは正解だったようですね。トロガイ師、何とかその“卵”とやらを取り除いてはくれませんか?」と率直に頼むのだったが、トロガイは一口、酒瓶から注いだ酒((という事にしておこう(笑 ))をグッと一杯飲み、「無理じゃな」と簡潔に答え、それを聞いた一同は「はぁ...」と残念といった溜息が出てしまうのだった。
 「ニノ妃も同じ事を聞いてきよったがの」と、少し考えれば分かる結論に達し、バルサは眉を顰める。「“ナユグ”と“サグ”とは、互いを支え合う様に並んで存在してはいるが、双方に折り合いを付ける事は並大抵の事ではない」と、お碗の中の酒の水面に写る自身(顔)を見ながら言うトロガイ。「“サユグ”と言うのは、確かヤクーの言葉で、『この世』という意味。然らば、“ナユグ”というのは『あの世』という事か?」とチャグムはトロガイに問うと、酒を一杯飲み干し、「全く、素人はこれだから」とチャグムの弁を一蹴すると、「まぁまぁ、師匠」とタンダはこれを制止し、「“卵”が産み付けられたのは何時頃じゃ?」とチャグムに問うと、「自分では覚えておらぬが、おかしな事が起こり始めたのは、春の始めの頃じゃ」と答える。「成る程。なら、“孟春の満月”((【孟春】とは、分かり易く言えば『初春』の事。))の時じゃろ」とまた酒を飲み、「満月の時、“ナユグ”と“サグ”が強く引き合うと言うからねぇ...。皮肉なもんだ。“水妖”を退治して、この国を創ったというトルガルの子孫が、その“卵”を宿し、それが原因で自分の親に殺される破目になったってんだからねぇ...。だが、“ニュンガロイム”も馬鹿だねぇ。皇子に卵を植え付けたりしたら、“卵”が危ないだろうに」と、お碗に酒を注ぎ、そのお碗をチャグムに突き付けながら、「やい!どんな気分じゃ。晴れて“ニュンガロ・チャガ”になった気分は」と、自身にしか分からないような専門用語を並べ立てながら話すトロガイに、バルサは「トロガイ師、もう少し、判る様に話して貰えませんか?あんたと違って、私達は『凡人』なんですから」と、言う要望に対し、トロガイは「しおらしく出たか。まぁいい。盆暗(ボンクラ)にも、判る様に教えてやろう。“ニュンガロ・チャガ”ってのはね、ヨゴの言葉に置き換えるなら、“精霊の守人”って意味じゃ。つまり、平たく言えば、“水の精霊の卵”が孵るまで、それを守る使命を帯びた者”って事さね。たのに、この様だよ。どうなってるんだろうねぇ...。はぁ...ん?待てよ――」と何かを思い付いたかの様なトロガイだったが、それを遮るかの様にスッとチャグムが立ち上がり、頭を垂れ、暗い表情をしながら「気分が悪い。風に当たってくる」とだけ言い残し、小屋を出て行くのだった。

 すぐにタンダは、小屋を出て行くチャグムの後を追い、またバルサはトーヤ(サヤはトーヤに付いて行く)にも目で合図を送り、チャグムを見張る様に指示を出す。しかし、タンダが小屋を出て行く前にトロガイは、「タンダよ。ワシは“結び目”に行くぞ」と言い、「“結び目”って、あの“ナユグ”と“サグ”が出会うって場所ですか」と聞くと、「そうじゃ。今度こそ、“水の民”と繋がって、確かな話を聞かないと、どうにも厄介な事が起こりそうだからね。すぐに仕度をせい!」と指示を出すが、「お言葉ですが、バルサはこんな有様ですし、俺までここを出て行ったら…」と意見を返すと、「なんじゃ、行けぬとぬかすのか。ふ~…ま、肝心の“卵”が帝の手に落ちても困るしねぇ。どうするバルサ」とバルサを見詰めながら言うトロガイ。「その事をずっと考えていたのですが、ここまで追っ手が掛からないとすると、帝はチャグムを捕らえる手段を変えたと思うのです。私が戦った連中は、帝にとって最初で最高の手札の筈」と言うと、「そいつは、黒装束共か?」と聞き返すトロガイに、「良くご存知ですね?」と言うバルサ。「それならワシの所にも来たからね。もっとも、返り討ちにしてやったが」と、特段、自慢をする訳でもなく、淡々と酒を飲みながら言い、「参りました」と苦笑し、言うバルサに「当然じゃ。で、帝の次の手をどう読む?」と聞くと、「そうですね。例えば、チャグムが火事で死んだ、と伝えてしまえばどうでしょう?今までは隠密に事を運んできた筈ですが、少々、強引な手に出る事が出来るのでは」と答え、「ほう…。して、その心は?」とバルサをジッと見据えて問うが、バルサはその視線から目を外し、言いたくないという雰囲気で無言のままであった。
 「大丈夫?気分悪いの?」と、小屋の外の沼に掛かった小さな橋の上で蹲るチャグムを気遣うサヤ。そして、チャグムの隣に座ると、「トロガイ師は、言葉はキツイけれど、凄い呪術師なの。きっと何とかして下さるわ」と言葉を掛ける。その時、チャグムは「ウッ」と口元に手を当て、啜り泣きをしてしまう。そこにトロガイとバルサとの会話を終えたタンダが現れる。
 「あの小僧、呪術の腕はサッパリの癖に、傷の手当てばかり上達しよる。どこぞのお転婆が、餓鬼の頃から生傷が絶えんかったからじゃな」と言うと、バルサは申し訳無いといった感じで少しばかり下を向く。その様子を見たトロガイは苦笑しながらも、「まぁ、いい。だが、お前はこれからどうする?あの皇子様の面倒を一生、見るつもりかい?ジグロがお前にしてくれた様に…」と問うと、バッとトロガイの方を向くバルサ。「お前の命と引き換えに、損なわれてしまった『命』を、別の人間を救う事で弔おうというのは悪くない心掛けじゃが…。ふ~、それで、今まで何人の命を救った?」とさらに問い詰める言葉を掛けるも、「その話は、もう...」と一方的に切上げたいと願う言葉を吐露するバルサに、「そうはいかん。救った者の為に何人斬った。十人か?二十人か?それとも、五十人かっ!!?」と語尾を荒げて問い質すトロガイの気迫に、「…ここを出てからは、一人も…」と答えるバルサ。また、二年前にその事(人を救う)でタンダと言い争って、この小屋を出て行ってしまった事を思い出しながら語るトロガイ。「バルサよ。お前が、人の命をどう考えるかはお前の自由だ。しかし、今度ばかりはそう言ってられんかもしれんぞ。もし、あの“卵”が伝承通り、“水妖”となれば、この地を『大旱魃』が襲う可能性は高い。その時、お前の背中に圧し掛かる命の数は、この地に暮らす、ヨゴやヤクー、数百万に及ぶのじゃ。それを天秤に賭けても皇子を守ると言い切れるのか?」と尋ねると、今度は迷い無く「はい。その上で全てなんとかしますよ」と、その自信に満ちた表情からその意図を酌んだトロガイは「フン。呆れた馬鹿だねぇ...」と微かな笑みを浮かべるのだった。

 バルサとトロガイの問答が、丁度、終わった頃、小屋の外で狼の遠吠えが木霊し、そこにチャグムを含む四人が帰ってくる。タンダは、群れから逸れた狼が小屋の外に居ると話す。その時、バルサがその場に居る全員に対し、「皆、ちょっと聞いておくれ。私はこんな有様だからね。皆に手分けしてやって欲しい事があるんだ。私の言うと通りに事が運べば、追っ手を完全に振り切る事が出来るからね」と、自信満々に言うバルサだった。
 「皆で手分けしてって言ったのに、何で俺とサヤだけ追い払うんだよ」と不満を漏らしながらも、ヨゴの街へと向かう森の中を歩く、タンダ・トーヤ・サヤの三人。「追い払うだなんて、暫くの間、社村に身を寄せるだけじゃないか。俺のおじさんの家だ。悪い様にはしないさ」とフォローをするタンダ。道を暫く進み、街が見えてきた時、目の前の分かれ道を通る、複数の男達の姿があった。疑問に思ったトーヤだったが、まずタンダがその男達に何があるのかと聞くと、急な“山狩り”だと答え、また二ノ宮に火を放ったというカンバル人の女…名前をバルサ、と聞くと顔を険しくさせるタンダと、後ろで聞いていたトーヤとサヤ。そして、“山狩り”は明日の朝に始められ、鳥鳴川の上流から社村まで行われるとの情報を聞き出して男達と別れる。すぐさまトーヤは、森の中を走り、男達の歩く方へと向かうと、そこには“山狩り”に借り出された人間が村に向けて歩く光景が広がっていた。これにタンダは、“山狩り”に借り出される人数は百や二百ではきかないと察し、トーヤとサヤにこの事を報せる為に小屋に戻るように指示を出し、自身は指示された用事を済ませる為に街まで急ぐのだった。
 ヨゴの街では、チャグムの“廃血の儀”に備えるかの様に、居宅の軒先に“喪に服す”事を現す、黒旗が掲げられていた。皇居では、既に数多くの参列者に囲まれ、中身は空の棺を白い花の花弁の上に置く様な形で、焼死したとされたチャグムの“廃血の儀”が行われていた。しかし、錚々たる顔触れ(皇族・聖導師・星読博士)が参列する中に、チャグムのカシヅキで星読博士・シュガの姿は無かった。当のシュガは、聖導師が住む塔の奥の居室で、何やら机を様々な角度から動かす、まるで“スライディングパズル”の様な大掛かりな仕掛けを解いていた。一通り、解き終えたシュガは、そこに地下に続く道(階段)を探り当て、手近な蝋燭の灯の点った燭台を手にし、その地下に向かう。一先ず降りた先には、中央部がポッカリと空洞が口を開け、その周りを囲むかの様にして棚と思しき壁際に幾つもの引き出し式の取っ手の付いた物が並んでいた。その一つを引き出して中を覗いてみると、それは『碑文』と呼ばれる、古代ヨゴ文字で書き記された石版であった。シュガは、燭台の灯りを利用し、辺りをグルッと照らし出してみると、自身の周りは当たり前として、その『碑文』を収めた棚はさらに地下深くにまで達しているのだった。

 ヨゴの街に戻ったタンダは、まずトーヤとサヤの家だった橋の下の小屋に行き、バルサがチャグムと旅立つ前に隠した、二ノ妃からチャグムの用心棒の報酬として渡された“宮ノ刻印入りの宝石”が入った袋を回収するように指示を受け、これをすぐに回収し、次にチャグムの国葬で閑散とした街中へ行き、とある店に入るタンダ。「御免下さい~」と声を掛けるが、店の中は表と同じく人一人の気配も無かったが、さらに奥へと進みながら声を掛けると、「お客様」と奥にある番台の傍に、右目に眼帯をした長髪の男が立っていた。「本日は、“喪に服す”という事で商売の方は…」と丁寧に応対する店主と思しき男に、タンダは「あ、すいません。それは承知しているのですが、ここに来れば、“話が通る”と聞いたもので」と聞くと、男は訝しげに質問を質問で返し、タンダは「あの、つかぬ事をお聞きしますが、こちら…“青い手”とい屋号ですよね?」と問うと、男の表情が少し険しくなり、「お客さん、その話、どちらでお聞きになりましたか?」と言い、奥からゆっくりとタンダに向かって歩いて来る。タンダは、知合いから聞いたと答えるも、その知り合いの名前を男に問われ、「バルサって言うんだ」と答えると、男は言葉を荒くし、「そいつは、“短槍使いのバルサ”か?」と聞き返し、今の今まで気配の無かった店内の二階側から、人相の悪い…いかにもゴロツキといった言葉の似合う男達が降りてきてタンダを囲み、凄み出すが、男は「兄さん、その“短槍のバルサ”が、私達にどういったご用件で?」と尋ね、タンダも「いや、何でもこちらで扱っている商品を、一遍に買いたいって事だ。別に変な話じゃないだろう?」と囲む男達にも言う。しかし、ゴロツキ達は今まで散々バルサに商売の邪魔をしてきた事等を根に持っている発言をする。これにタンダは、商品を買う事がそんなにおかしな事か?と疑問を口にするが、男は「兄さん…気安く商品と言ってくれるが、うちが扱ってる商品が何か判って言ってるのか?」と聞かれ、「いや。俺は、そこまでは」と答える。「うちの商いは、人の売り買いが中心でしてね。従って、扱ってる商品ってのは、人間って事になりますが…」と、男の言葉に、内心、驚きを隠せないタンダであった。

 一方、トーヤとサヤは、“山狩り”の事実をバルサに伝える為、タンダの小屋に戻っていた。しかし、その事実を伝えたにも係わらず、平然として、また余裕といった感じを見せながら、自身の短槍の刃に、再度、簡易的な補強・補修を行うバルサを見て驚く二人。その時、小屋の外から複数の馬の走る足音が聞えてくる。そして、小屋の前で足音が途切れ、入ってきたのは、タンダに頼んだ屋号の店主の男とゴロツキ二名、そしてタンダだった。すぐさま、バルサに向かって「これは、どういう事だ!!二ノ宮を灰にしたって噂のお前が、宮ノ刻印の入ったお宝で、うちから人を買いたいってんだからなぁ。理由(わけ)を聞こうか」と、懐からタンダが男に渡した“宮ノ刻印入りの宝石”の入った小袋をバルサの近くに投げ付ける。「まぁ…お上がりよ」と、自身の近くに男を招き、「フフッ」とバルサが苦笑をすると、「何が可笑しい。今までの借りをここで返したっていいんだぞ?」と男は凄みながらも、バルサの近くに正座をする。「へぇ~、どうするんだい?その宝を持って、宮にでも駆け込むかい?」と問うと、「そんな事…出来るわけねぇだろ」と男は答える。「じゃぁ、商談といこうか。今、手持ちはどんな按配だい?」と聞くと、「…人数にして、三十。ヨゴ人は数人で、後は皆、外国人だ」と答えを聞いたバルサは、「いいねぇ。皆纏めて買い取るよ」と言うと、その場のトロガイ以外は「えぇ...」といった雰囲気が流れ、「何を考えていやがる」と男は問い詰めるが、トロガイだけはバルサの考えを察してかニヤリと笑みを浮かべ、「代金は、そのお宝で。あんたらの所だったら、捌けるだろ?」と言うが、そこで沈黙を保っていたタンダが、「待てよ、バルサ。そのお宝には、子を思う母親の気持ちが託されている((基本、良い人、タンダらしい考え方。ま、大概の人はそう思う筈。))んだぞ!」と、バルサの商談事に異論を唱える。これにバルサは、「そんな事は、承知の上さ。だからこそ、今が使い時なんだ」とタンダを説き伏せる。「で。どうする?全員をここに連れてくるか?」と聞くが、「その必要は無い。あんたは、アジトの鍵を開けるだけでいい。明日の朝、囚われた人達を自由にしてやってくれ。それで、アンタの役目は終わり。楽な仕事だろ?」と言うと、男は表情を明るくし、「そうか。読めたぞ。お前のハラが。こいつは面白れぇ。“山狩り隊”には迷惑な話だろうがなぁ」と言う。「少しは利口になったみたいだね。…言っとくけど、逃がした人達を、また捕まえたりしたら、只じゃ置かないからね」と、最後に男に厳しく釘を刺すバルサ。これに男も「信用しろ。これは『商売』だ。何をやらかしたかは詮索せんが、ほとぼりが冷めたら戻って来いよ。今度こそ、俺と組んで一山充てよう」と、床に投げ付けた宝石の入った小袋を拾い上げ、懐に仕舞ながらバルサを誘う男。
 また小屋の外で男達が乗ってきた馬の鳴き声が聞え、これを聞いたバルサは「話は違うけど、あんたの馬。あの蹄の音からすると、三国を一夜にして駆け抜けると謳われる、“黒神馬”((漢字は当て字です(爆 読み方は「こっこうば」で、その容姿が黒くて体格の良い馬だったので…取り合えず(笑 ))じゃないかい?」と問うと、「ん?良い耳してるなぁ」と返す男に、「やっぱりそうかい。じゃぁ、アレも貰おうか」と、イキナリの申し出をするバルサに、「はぁ?アレは駄目だ。それは聞けねぇ、注文だ」と、驚きと呆れの混じった言葉で拒否する男だったが、バルサが男をジッと見詰めると、遂には折れてしまう。男は「一つ、貸しだからな」と捨て台詞を吐いて、ゴトツキの乗ってきた馬の方に乗馬して、ヨゴの街へと帰って行くのだった。
 「さっすがバルサ姉さんだっ!すげぇや!」と、男との交渉を上手く纏めたバルサに対して称賛の言葉を投げ掛けるトーヤ。そこに引き取った馬を括り終え、小屋の中に戻ってきたタンダが、バルサを複雑な表情で見詰め、「何か言いたそうな顔だね」と問うと、入り口付近の大きな水瓶の蓋を開け、柄杓で水をすくって飲みながら、「いや、相変わらず大したもんだと思ってさ。お前は昔から何でも一人で出来ちまう…。でも!こんな時位、俺を頼れよ!」と、語尾を強めながらバルサ見て言うタンダは「チッ」と軽くし舌打ちをして、再度、小屋を出て行ってしまう。そんなタンダをバルサは、何かを思う表情で見送るのだった。

 ―――というお話でした。



 ふ~、面白いです。もう…それだけ。しかも、今回は、非常に人と人との繋がりを表した面が多く、会話が多くて楽しかったです。
 バルサ姉さんは、自身を“凡人”だなんて言ったけれど、中々どうして策士ですのぅ(笑
 というか、今回は丁寧な説明や演出が多かったので、物凄くわかり易く説明がなされていましたね。序盤のバルサ達とトロガイの会話や、シュガの何気に碑文の書庫に行くまでの、あのスライディングパズル的な演出を一々丁寧にシュガを動かして解かせてました。ここまでする必要があるの?って感じに(ぇ ま、でも、そんな、凝った演出に好感を得ないでなんとする!(笑
 タンダは、良い男すぎて鼻血も出やしねぇ...。最後は、何気に屋号の店主…人身売買組織“青の手”の首領に嫉妬してましたねぇ~。「なんで、バルサの役に立てないんだ!俺!」的な(笑 でも、バルサにとっては役に立っているとは思っているのでしょうね。そこが、伝わり難い、伝えられないのが人の業…かな(何

 次回は、第6話 『青霧に死す』です。内容は…え?バルサ、死んでしまうん?(某昆虫墓標風 にしても、かなり際どい展開の様です。バルサの講じた“山狩り”の男達や狩人達の目を誤魔化す方法が、功を奏した――かと思われたが、なんと出抜いた筈の狩人の魔の手が確実にバルサを捉え様としていた…というお話でしょうか。楽しみです(笑

アニメ 『精霊の守人』 公式HPは下記リンクからどうぞ。
NHKアニメワールド:精霊の守り人


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